音楽は、“時間”を使った・・・
“時間”を大切にした表現であるということは、以前に書いたかもしれない。
ライブを観終わって感じること、言葉にはしなくても感じていることは、
「良い時間をありがとう。」ということだ。
それは自分が演奏側にいるときでも感じる。
「良い時間をありがとう。」
それは、思わず感心してしまうキャッチコピーのような、
ふと読みふけってしまう本のような、
一瞬の恋のような、長い大恋愛のような、
好きだと思える音楽だったなら、思うはずだ。
みんな口々に「あ~死にたい」と言う。
自分もそうだ。
でも、ふとした瞬間に自分がただ生きていることを望まれていることを知ったとき、
思い直す。そして思い出す。
すばらしい時間をありがとう。
楽しい時間をありがとう。
あの頃は、今までは、とても良い時間を過ごしていました。
そんなことを感じられるライブをやるべきだし、やらなければならない。
CDは・・・あなたの風景に合わせて使ってください。
ライブへもし来てくれていたなら、「思い出の品」になるのでしょう。